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Japanese Society of Cardiovascular Physical Therapy
日本循環器理学療法学会
2016年5月27日に開催された「第1回日本心血管理学療法学会学術大会」から早くも10年が経過し,2021年の「日本循環器理学療法学会」設立を経て,2027年1月22,23日に第10回日本循環器理学療法学会学術大会を開催する運びとなりました.本学会では「クロスロード-これまでの10年・これからの10年-」をテーマとして,これまで我々は何を紡ぎ,これから先に何を伝えることができるのかを明確にする2日間にしたいと思います.
この10年で循環器理学療法のフィールドは,急性期中心から回復期,外来,在宅,介護保険領域,そして遠隔へと拡大し,「誰しもが循環器疾患に関わる時代へ」と変遷をたどってきました.さらに,近年は患者さんの高齢化に伴い脳血管,運動器疾患,呼吸器疾患などの併存疾患(Multi morbidity) を有する患者さんも多くなってきたことを皆さんも臨床にて特に感じるようになってきたのではないでしょうか?つまり,この10年は,循環器疾患を担当することは「特別」なことではなく「普遍的」なものへと変化した時間でもありました.
「循環器」とは心臓のみならず,そこから絶え間なく駆出される血液を各臓器に巡らし,交わることで様々なストーリーが描かれる神秘的な分野であります.「循環器」を専門とする我々は学術研究や症例発表により専門知を進化させることも重要であります.しかし,そこに普段循環器を専門としない,関わる機会の少ない方も共に参加できる機会を作り,一緒に時間を共有することで知識の融合と患者さんに対する新たな視点や学問を創造する機会が生まれる2日間になることを期待して今後企画を練っていく予定です.
会場となる「メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)」は緑に囲まれ,敷地内には文化公園,宮崎県立美術館,図書館があり,徒歩圏内に宮崎神宮もあることから宮崎の文化施設の拠点となっております.皆さん,是非会場にお越しになり,宮崎の温かくゆったりとした空気や温厚な人柄,そして文化を直接体感してみませんか?
「これまでの10年」を築いてこられた先輩とその軌跡をたどりながら,「これからの10年」を作る輝石でもある若い理学療法士とも一緒に将来を語らい,「循環器を専門とする理学療法士」と「循環器を新たな知見として学びたい理学療法士」とが議論を織りなすことで新たな循環器理学療法のミライを描くことができるような空間と時間を作っていきたいと思います.宮崎で開催する本学会が皆さんにとっての「クロスロード」となり,新たな出会いや潮流が会場内で次々と生まれてくることを想像すると楽しみで仕方ありません.「循環器理学療法」というキーワードを通じて過去と未来,人と人,他分野の方と交流することで得られるワクワクする瞬間や熱量を多くの方に感じていただきたく,我々準備委員一同,精一杯のおもてなしの準備をして皆様をお迎えいたします.
2027年1月,人々に希望と活力をもたらす「日本のひなた(日向)宮崎」の地で皆様とお会いできることを心より楽しみにしております.
第10回日本循環器理学療法学会学術大会
学術大会長: 花田 智(都城市郡医師会病院)

大会長挨拶
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